マンガン絣春夏新作企画中
新潟見附で生産されているマンガン絣を使った春夏の新作を現在企画中です
マンガン絣に出会って、この秋冬で初めて企画をしてみました。
素材の特徴や柄が出す独特の風合いの特徴など、色々学ぶ事が多かったのでこれを生かして更に春夏に向けて素敵なアイテム作っていきます!
乞うご期待を!
==マンガン絣の特徴==
マンガン絣は、新潟県見附市で大正初期に開発された染絣で、織絣と区別がつかないほど精巧なもので
マンガン染めした糸を酸素と反応させて柄を出す技法です。
かつて全国に広がっていた加工技術も今では新潟見附の残り一軒のみとなっています。
==秋冬マンガンアイテムの特徴==
前回秋冬で企画してアイテムは綿100%のしっかりした風合いの生地でした。
地の色もインディゴで染めた紺色でそこに昔ながらの柄を乗せることで作った渋めな生地でつくりました。
今回はガラッと雰囲気を変えて爽やかで、少しポップさもある大人も着られるアイテムにしました。
土台の生地は麻と綿、レーヨンが入っています。
レーヨンの上品なテロっとした落ち感と、綿麻のナチュラルさがうまく組み合わさっていて、加工所さんの事務所で見た時に「次はこれが作りたい!!」と一目惚れしました。
==柄を選んで加工==
今回は秋冬と雰囲気を変えて水玉にしました。
企画している自分たちが言うのもなんですが、選んでいる時から、実際に加工が上がってきたときまで、
絶えず「これ絶対かわいい!!(泣)TvT」と言い続けています。
これ、絶対かわいいです。
水玉は時代を問わず永遠の女子柄ですものね!!
しかもマンガン加工ならではの絣の風合いが、柄を柔らかく見せてくれて上品になっているな、と思います。
パキッとした柄より年代を問わず着易いと思います。
==アイテム==
今回の生地は表面に楊柳のある(シボの様な風合い)生地なので、生地が薄い割に透け感があまりなく、春夏に下薄着でサラッと一枚着ていただくのにピッタリの一枚になりそうです。
今回は涼しげなトップスとワンピースにしようと思っています。
お楽しみに〜!!
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